Principles

Hiveでは、メーカーや質量分析装置ごとのファイル形式の違いを意識する必要のない共通のファイル形式に変換することで、質量分析のデータを取り扱えるようにします。
この共通のファイル形式はHive MS Data Format [Hive 形式]に準拠しており、Hiveのソリューションに含まれるHive Reader APIにてデータの読込を実現します。 Hive形式に準拠したファイルは、下記のファイルです。

このファイル形式を開発するソフトウェア内で変換して中間ファイルとして使用することで、ユーザーも様々なメーカーや質量分析装置ごとに異なるRawデータの種類を意識することなく、ソフトウェアを使用することができます。

Three Key features

Hiveを用いて作られた質量分析データのソフトウェアには、3つの特徴があります。

Platform free

Rawデータを変換することで作られるmzBおよびHMDファイルは、C#、Java、Pythonを利用できる環境であれば、プログラムコードから利用が可能です。これらのファイルはプログラミング言語やオペレーティングシステムに依存しないため、様々な環境で効率的にデータ解析を行うことができます。

これらのファイルのサイズは多くの場合、元のRawデータサイズよりコンパクトであり、独自のアルゴリズムによりデータの読み出しも高速です。

Distribution free [for developers]

質量分析データを解析するためのソフトウェアを開発できるHive SDKは無料であり、Hive SDKを用いて開発したソフトウェアは商用・非商用に関わらず自由に配布や販売いただくことが可能です。

開発したソフトウェアの利用においては、ライセンスの取得無しにmzBファイルを読み込んだ解析が可能ですが、HMDファイルへの変換を介して各メーカーのRawデータを読み込む場合には、ソフトウェアの利用者がHive Plusライセンスを取得する必要があります。

Plans

Hive SDKの利用、および、各メーカーのRawデータをHMD形式に変換は無料で行うことができるためライセンスの取得は必要ありません。 しかしながら、Hive SDKを用いて開発したソフトウェアにてHMDファイルをを読み込む場合には、ライセンスが必要となります。

Hive SDK beta版では、設定された期日までるHive Plusのライセンスにて提供される全ての機能を無償で利用することができますが、正規リリース後にはmzBファイルを除くHive形式のデータの読込時にサブスクリプション契約による以下のライセンスが必要となります。

日本国内における月または年契約の販売予定価格は下記をご参照ください。

Compare plans

Hive FreeとHive Plusの違いは下記の通りです。 Hive SDK beta版では、正規リリース前の一部の機能を除いて現在利用可能なHive Plusの全機能を、指定された期日まで無料でご利用いただけます。

Try Hive SDK beta

Hive SDKは無料で提供されます。現在はbeta版を公開中で、Hive Plusライセンスで提供される全ての機能をお試しいただけます。

下記のボタンからメールアドレスを登録いただくことで、beta版のダウンロードリンクをメールにてお送りします。なお、お客様の情報に関する取扱いについては、Privacy Policyをご参照ください。

本版では、利用者の皆様のご要望やご意見に伴いリリースまでに仕様やライセンスの提供形態をを予告なく変更する場合があります。仕様の変更に伴いお客様の作成されたコードが動かなくなった場合にも、弊社では一切の責任を負いかねます。

FAQ

HiveおよびHive SDKに関して頂いている主なお問い合わせと回答です。このFAQにて不明点が解消しない場合には、下記よりお問い合わせください。